2018年9月1日土曜日

自信とは

長いボヤキです。


あたしは「自信」についてよく考えてます。

「自信」ってのにも種類があって、
・幼少期に親をはじめとした周りの人たちから植え付けてもらった「根本的な自信」
・自分で実際に成功体験や確認を繰り返して得た「後付けの自信」
と言うものに分かれると思います。
前者の「根本的な自信」は、自分が存在していること自体を「周り」から承認され、何かを成し遂げた時にはそれを正当に評価して認めてもらえること(これが成功体験となる)で得られます。自分は存在していていいんだ、ただ生きてるだけでもまずは「周り」に認めてもらえるんだという安心感が自信に繋がります。その「周り」の役割を果たすのは、本人にとって影響力の強い人間、基本的には親です。なので親がその役割を放棄したり、その他の環境が整っていなければ「根本的な自信」を得ることができません。


あたしも例に漏れず、「根本的な自信」というものがかなり薄く育ちました。あたしがもしニンジンなら、根っこが短いのですぐに土から抜けてしまい栄養が取れなくなってしまう発育不全のニンジンでしょう。根無し草状態です。
そのことに高校生の時に気がついたあたしは、足りない「根本的な自信」を補完するための「後付けの自信」を、自覚的につけていこうと決心しました。
自分を承認してくれるはずだった「周り」の役割を自分自身で担い、後から自信をつけて行くことで、「根本的な自信」に代わるものを得ようとしました。

「根本的な自信」というのは、何か新しいことをしようとする時に、そのエネルギー源になるもので、とても大事です。やったことがない新しいことは成功する確証もないので不安になるものですが、その不安を払拭するのは、幼少期に植え付けてもらった「根本的な自信」「成功体験」です。成功する確証がなくても、心の奥底で、自分ならきっとできると思えるわけです。「根本的な自信」と「後付けの自信」どちらも持ってる人はめちゃくちゃ強いと思います。

あたしは、自分には何もできるはずがないと思ってしまう側でした。でもその思考は自分の人生を不幸にするし、これから大人になるには自信をつけないといけないと思いました。
成功するかわからなくても、カタチになるまでやり続けて、周りから評価をされるまで辞めない。向いてるやり方に出会うまで探すのを辞めない。勝つまで辞めない。小さな成功や評価の一つ一つが「後付けの自信」「後付けの成功体験」の根拠になっていきます。
また、矛盾しているようですが、周りからの評価を極力気にしないようにするってのも大事やと思いました。そして、成功する確証のない新しいことを始める初動の原動力は、「覚悟を決める」これだけです。
大学生の時に組んでたバンドで
「持っているものは強い意志をひとつだけ
自信がほしいから最後まで諦めない」
と歌ってました。そういうことです。
今まで絵を描くのも、バンドをするのも、仕事をするのも、そういう感じでした。
振り返ると、27歳時点にしては、なかなか順調に自信をつけられてきてるんじゃないかと思います。



しかし、ひとつ、全くと言ってもいいくらい自信をつけられていないことがあります。

それは、恋・愛・・・!!!!!

兄や男友達からまともな女扱いをされて育ってきてないので「根本的な自信」はゼロに等しい。今までの数少ない色々あった男の人とも良い関係を築けなかったので、「後付けの自信」に値するような成功体験は皆無と言ってもよく、むしろ元々ない自信を更にマイナスへ削がれていくような体験ばかりでした。
好きな人ができたとしても、いつも何もできないまま終わってしまうのはなんでかな〜って最近考えてて、この話に行き着きました。
自分の男を見る目はかなり狂ってると思うし、もう自爆して傷つきたくないという気持ちが強い。だから自分から行動を起こせない。ちょっとイイなと思った人がいてもアプローチ掛けられない。
「それは結局そんなに想いが強くないってことだよ〜」とか言われるけど、そうなのかもしれないけど、それだけの理由では無いなと感じています。

ただ、自信云々は別として、あたしはめっちゃ態度に出やすいので、アプローチをかけてるつもりが無くても相手にラブが伝わってもうてる可能性はある。でもそれ以上動けないんです。「好き」と言ってフラれたら悲しいけど、付き合えたら付き合えたで、自ら地獄の扉を開いてしまうのではという不安が大きすぎるから。

飲み屋のおじさんに「ももてっちゃんは、バンドマンじゃない人で、許容範囲がめちゃ広くて、結構年上で、悟り開いてるくらいやさしい人がエエんちゃうか〜。白いトラとか持って出掛けてもニコニコして送り出してくれるような人。」て言われたので、そういう人が現れるまでマグロのように待っていようと思います。他力本願!
恋愛の「後付けの自信」がほしいな。それを自ら獲得しに行くエネルギーはまだ無いけど。
女としての自信が無さすぎてツライ!

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