2018年8月16日木曜日

オレッちさんとあやなちゃんとトオルさんが京都にきた話 前編

暑いな〜。
思春期くらいからずっと太陽が苦手で、太陽にあたるとすぐ気持ち悪くなったり頭痛くなってしまうから、夏には全然向いてないんやけど、夏の、テンション高くて軽薄でアホでイエーーイ!ってな雰囲気がとても好き。たくさん遊びたくてソワソワする!!
実際はほぼ毎日バイトとバイトとバンドのアレコレとで、せっかくの夏だというのにクソ真面目に生活してしまってるけど、無理矢理にでも遊ばなあたしの夏は成仏できひん!!


あ、クソ真面目といえば、昨日までクソミソ真面目にレコーディングしてました。まだ終わってません。いつ形になるのか先がまだ見えてません。でも来年には・・・出したいな。
あたしの理想&こだわりと現実をいかに擦り合わせられるかがポイント。妥協したくない。うんこみたいな作品生み出してしまうくらいなら死んだ方がマシ。自分のために良いの作ります。
(宮さんに熱唱しすぎ!って言われた面白画像をどうぞ)

いつも使ってるスタジオハナマウイの店長・宮さんと、大好きネガポジPAの江添さんに録ってもらってます。2人とも出来る男すぎて惚れてしまいそうです!めちゃくちゃ頼もしい。






てなわけで、クソ真面目なこともしてますが、ちゃんと遊んでます!
もう遠い昔になってしまった気がしますが、あたし史に残る楽しい日だったので記録しておきます。

7月15日に野良猫ガッツの企画に呼んでもらい、木屋町の音まかすでライブをしました。その後、京都にあやなちゃんとオレッちさんが来るので合流しようってことになってました。
イブのリハ終わりにあやなちゃんから電話が掛かってきて、出ると、
「おつかれー!実は今トオルちゃんが隣にいるんだけど、今夜ももてっちゃんの家に一緒に泊めてもらえないかな?電話代わるね」
とのことで、一本筋トオルさんから
「もしもし代わりました。一本筋トオルです。あの、大変恐縮なのですが、今晩オレッちさんとあやなちゃんが桃鉄さんの家に泊まるということを聞きまして、私ももし可能でしたら泊まらせていただけないかなと、あの、本当に、部屋の隅だけ使わせていただければそれだけで結構ですので!
と丁寧に頼まれました。
あたしはもちろんトオルさんなら全然オッケーでしたが、まさかの不意打ちで電話越しにあの独特のテンションが聞こえてきてなんか笑ってしまいました。アウェイな空間でローテンションやったけど、テンション上がった〜。オレッちさんにはトオルさんが来ることサプライズで内緒にしておこうってことになりました。

ライブが終わって、オレッちさんがDJしてはったイベント「ビーパンナイト」の会場である夜想へ向かいました。ゆうこさんも一緒に。ゆうこさんは音まかすの時からやたらとスタークラブスタークラブ言うてはって、夜想に向かう時もスタークラブスタークラブ、夜想に着いたらまたスタークラブスタークラブと、煩くうわ言のように1000000回くらい繰り返してました。オレッちさんにスタークラブ掛けてもらって嬉しそうでした。よかったですね。




そうこうするうちにあやなちゃんとトオルさんが夜想へ到着!
トオルさんの登場にオレッちさんは特に驚く様子もなく、ドアから入ろうとするトオルさんを見るなりすかさず追い返そうとしてましたw

夜想でしばらくうだうだして、みんなでごはんを食べに行きました。
おねむのヤジさんと、何かを語るトオルさん。


麦茶がすごく美味しかった。

店を出て、みんなとさよならし、あたしとオレッちさんあやなちゃんトオルさんでタクシーに乗り家に向かいました。予約したタクシーを待ってる時に見かけた通りすがりのタクシーの運ちゃんがリーゼントで気になった!

家に着いてすぐトオルさんが敷いておいたベッドの真ん中に寝てしまいました。

(かわいい2人!)

みんなお疲れで寝てしまい、また屋上で花火する夢は絶たれました。この夏、花火運なさすぎる。涙
でもこの人たちが揃えばなんでも面白いしなんでもオッケーやなって思った!寝てても楽しいからどうぞ寝てください!って感じやった。
猛暑日だったのにも関わらずクーラーがなく、暑くて申し訳なかった。

朝〜昼頃まで起きたり寝たりしてうだうだしました。
トオルさんと何か熱い話をした気がするけど何について喋ったのか全然覚えてない。バンドを主導する立場の人って大変だね〜みたいな話だったかもしれない。


12時ごろだったかな、暑すぎて部屋に居られなくなり、出掛けました。
嵐電に乗って四条大宮へ。

途中、おそらく熱中症で倒れたおばさんが、みんなに介抱された後やってきた救助隊員に運ばれて行くのを見ました。大丈夫だったかな。自分が十三の駅で運ばれた時のことを思い出した。みんなにジロジロ見られたり話されるの、仕方ないことではあるけど、イヤやったなー。とか。でも、倒れてる人が居たらあたしも興味を持って見ちゃうし、話題にしてもうた。おばさんゴメン。元気でな。

オレッちさんとトオルさんは「こんな格好で倒れるんは嫌やな〜」って話してた。確かに注目の的間違いナシやろうな。


またダラダラ書いてしまったので、一旦ここまで。
さいなら さいなら さいなら。

2018年8月1日水曜日

四日市は日本のデトロイト 後編

書きたいことがありすぎて、出来事が筆を追い越し遥~か先へ行ってもうてる。遠すぎて見えない。おーい。待って〜!
なるだけ追いつきたいと思います。

・四日市へ行った話の後編
・オレッちさんとあやなちゃんと一本筋トオルさんが京都に来た話
・ライブの企画をした話
これをなんとかして書き留めたい。忘れたくない。

まずは四日市へ行った話の後編を書こうと思います!
前編は一個前の日記を読んでね。


前の日記に書き忘れたけど、vortexに入ってきてすぐ199x=3のベース平山さんと一階のパンクショップ店長のバンさんがあたしに気づいて話しかけてくれて嬉しかった。それと、GASOLINEのガンさんがあたしのことをインスタグラムで認識してくれてはって話しかけてくれた。「京都から一人でわざわざcheerio199x=3を観に来るような女はモテへんで!でもカッコいいバンドマンとしては最高!」「あんなホワイトタイガー抱えてライブして、ラーナーズみたいにはなれへんな。でも俺は桃鉄みたいなやつが好きや!頑張ってめちゃくちゃモテてみんなに希望を与えてほしい。俺も頑張る」というようなことを言われました。


ライブ終わり、cheerio199x=3の人たちへの挨拶も兼ねて、2バンドのCDを買いに行きました。そしたらどちらからも「あげるよ」って言ってもらったけど、あたしは自分たちのCDも基本的にはタダであげないことにしてるし(ちゃんと定価で買ってくれた人たちに申し訳ないから)、ほしい作品には敬意としてお金払いたいし、ありがたかったけど断って買いました。せやけど更に199x=3のデモCD-Rや、平山さんがやってるレーベル「人間堂」から出してるWARTDVDまで「じゃあコレもコレもあげるよ」と言われて、いただいてしまった。ありがたいやら申し訳ないやら。199x=3の缶バッチも2個買いました。うんこかわいい!
よーかいくんの作ってる貴重品袋や暴力賛成くんもほしかったけど、給料日前やったから厳しくて、また企画の時に買うぞと我慢しました。




打ち上げもvortexの中で行われました。

みんな知らない人ばかりやし、どど、どないしよ~って感じやったけど、199x=3の人やcheerioの人、モグさんが気にかけてくれて、代わる代わる一人ぼっちにならないよう気を遣ってもらいました。みなさんなんて優しいんやろう。やさしさに〜包まれたなら〜きっと〜目に映る〜全てのコトは〜〜メッセージ〜〜〜・・・。「キミが自分の企画に彼らを呼んだことは大正解だよ!彼らが居るから絶対良い企画になるよ!」という天使からのメッセージをこの時受け取りました!

ちなみにモグさんは6年前くらい?にTHE直進ボーダーズでvortexへライブしに行った時にも居はって、それぶりの再会でした。
よーかいくんに「オレッちさんと知り合いなんですよねー?」って言ったら高校生くらい?から知ってるとのことで、やっぱり不思議とおもろい人って繋がってるんや~って妙に納得しました。

夜も更けて、あたしは元々近くのテキトーな満喫を探して泊まるか、居酒屋で朝まで時間潰すつもりやったんやけど、バンさんの計らいで、cheerio199x=3と一緒にvortexへ泊まらせてもらうことになりました。

バンさんとモグさんに何故かあたしのモテない話と男見る目ない話をずっと聞いてもらって爆笑してもらいました。「cheerioのボーカルの人にもアドバイスしてもらい!」と言われたので、どうやったらモテますか?なにが足りないですか?って聞いてみたけど、なんせ優しいから「そのままで充分魅力的ですよ」となんの解決や参考にもならない答えをいただきました。



おしゃべりが楽しくて、このまま寝るのも勿体無くて、起きてるみんなで真夜中のラーメンを食べに行きました。おいしかった〜。夜更けにみんなでお散歩するのすごくたのしかった!





朝方帰ってきて、やっとみんなで雑魚寝しました。
男9人とあたし1人やったけど、みんな紳士だったので当然無事でした。

昼過ぎに起きて、みんな眠たい目をこすりながら床に敷いたマットなどを片付けて、荷物を持って外に出ました。
前の日には全く想像してなかったおもろい朝でした。
 記念撮影!


cheerio199x=3が機材などを車に詰め込み始めて、みんなとサヨナラするの寂しいな、もっと一緒に遊びたいな、と思っていると、一緒に海鮮丼を食べに行けることになりました。

わーい!まだ一緒に居られる~♪やったー!ってなりました。



海鮮丼を食べきれず苦戦していたら、199x=3のチャーシューさんが「早く言うてや〜全然食べるで〜」って食べてくれて男前やった!




海沿いで、あたしのリクエストで「桃鉄に色んな男前が各々のポーズで求愛している図」を撮ってもらいました。みんなこんなくだらないお願いに快くノッてくれてほんま優しい。底なしに優しい。ありがとうございます。ありがとうございます。




ほんで、ついにお別れがきて、「企画の日よろしくお願いします!」と言ったら、よーかいくんが「よろしくお願いします!」とガシッと握手してくれました。ああ、男前〜。

その後はvortexのシンさんが車でモグさんとあたしをvortexに送り届けてくれて、パンクショップの中でずっとバンさんモグさんあたしでガールズトーク炸裂させてました。
よーかいくんがいかに男前かという話を2人がずっとしてはって、「彼氏にするならああいう男を見つけーよ!」って言われた。
後、あたしのエラマサでの仮装(マッドマックスのイモータンジョーとか顔青いヤツ)が最高やったって褒められた。インスタグラムってすごいな〜。
そして3人でレヴィロスの曲で踊った!



店内色々目移りしたけど、レヴィロスとデボラ・ハリーの缶バッジ、アミアミのシャツ、ゴーゴーズのLP、内臓くんのステッカーなどを自分のお土産に買いました。

そろそろ帰りを気にする時間になって、電車で帰るつもりやったけど、「バスで帰った方が安いし早いよ!」って教えてもらって、バスで帰ることにしました。バスがあるの知らなかった。今度からはバスで来よう。
16時くらいのバスで帰ることにして、モグさんが最後の最後まで付き合ってくれて、見送ってくれた。涙。優しいなあ。ありがとうございます。
バスを待ってる時に、モグさん自身のこれまでの話や仲間たちへの熱い想いを聞かせてくれました。あたしも色々考えてしまった。

でかい病気をしたら本当に色んなことが変わるし、色んなことがわかる。
あたしも5年前くらいに突発性難聴になった時、治療するためにバンド活動できなくなって、ステロイドの点滴で体調激悪くなって、それでも治らなくて色んな病院何個も毎日通って、大学にも行けなくて、ということがあって、気分もなかなかドン底やった。
結局左耳の聴力や耳鳴りは今も治らないままやけど、なんとかなってるし今は全然大丈夫!なんやけど、当時は「これからもバンドできるんやろか?」とか考えたらすごい不安で怖かった。その時に周りが掛けてくれた言葉やしてくれたことってずっと忘れない。心ない言葉も忘れない。
そんで、病気って、実際なってみないとどんだけしんどいかわからないんだなということを身を以て知った。見た目でわからない系は特に。
あたしの短い人生の中の、何個かあった大きな出来事のうちの一つ。
だから、細かい状況とかは違うけど、モグさんの言ってることや気持ちがなんとなくわかる気がした。

そうして話してたらバスが来て、乗り込みました。
指定された席の隣も空いていて、のびのび座れるラッキーな席でした。
バスが走り出すまでモグさんがずっと手を振ってくれました。


バスの中では大爆睡しました。
たのしかったしみんなが大好きになった。
早く企画の日になってみんなに会いたいな〜って待ち遠しくなった!


四日市の話はこれにて終了!