2019年3月14日木曜日

レイプ

昨日風邪ひいて、仕事終わりにやよい軒でごはん食べてすぐ寝て、今日の昼まで寝込んでました。
昼過ぎにレコーディングのミックス作業しに行って(ほとんど江添さんがやってくれたけど)、病院へ行って、薬飲んだら体調回復したので近所の映画館へ「ボヘミアンラプソディ」を観て来ました。

クイーンは小学生の時にちょっと聴いてた。当時小6のクラスでビートルズとクイーンが男子の中で流行ってて、あたしは男子と仲よかったから一緒に昼休みになったらクイーンを聴いていた。ビートルズにはなんかあんまりハマらなかった。ウィーウィルロックユーの歌詞を全部聞こえたままのカタカナで紙に書いてきた友達がクラスで英雄になってた。
うちのお母さんも学生時代はレコード集めるくらいのクイーン好きで、車の中でよくベスト盤が掛かってたな〜。でも、フレディがどんな人かなんて全然知らんかった。

映画はフレディ役の人がよかったです。前歯もちゃんと出てたし似てた。演技が良かった。ステージも自然に観れた。
やっぱクイーンの曲ってすごいな。全曲知ってるわけではないけど。全身の毛穴がゾワ〜ってする。この映画もそうやけど、バンドのフロントマンやバンマス追ってる映画って大体孤独がひとつの大きなテーマやな。てかもうバンドに限らずやな。切っても切り離せないテーマ。ひどく孤独であり続けることは表現者の宿命なのかな。



あ、それで、この話以外にも書きたかったことがあったのです。
寝込んでぼーっとネットしてたら




このニュース関連の話が度々目に留まって、すごくイヤな気分になった。
あたしはレイプはされたことないけど、変質者に絡まれることが昔からよくあって、痴漢も何度もされた。道端、バス停、お寺の抜け道、昼間、夜中、場所も時間も関係ない。いきなり後ろから体を力ずくで羽交い締めにされ、貪るように乱暴に触られ、走って逃げられる。一瞬の出来事やけど、恐怖と無力感が半端ない。初めて痴漢された時は家でめちゃくちゃ泣いた。

後ろから走ってくる足音が聞こえたり、ワッ!て後ろから友達に脅かされるだけで、その時の恐怖がフラッシュバックして血の気が引きガタガタ震える。よく知らない男の人と密室で2人きりになったら軽くパニックになったり、冷や汗出たり。「お前なんかが痴漢に遭うなんて」と笑ってくる人がたまにいるけど、そいつをその恐怖に突き落としてやりたい。女でいるだけでなんでこんな怖い目に何度も遭わないといけないのかと理不尽も感じる。男が怖いだなんて自意識過剰だという人がいるけど、あなたが知らないだけで女は日常的に危険に晒されてるんです。(もちろん女だけでなく男の人で被害に遭っている方もいると思う。女は基本的に力が弱いから標的にされやすいだけで誰でも被害者になり得る)

痴漢でこの恐怖なんやから、レイプなんかされたらもう殺されないようにただ大人しく言うこと聞くしかできないよ。この判決を下したおじさんや、この判決に納得してる人(ネット上にはほとんど見受けられなかったけど)は、力ずくで抑え込まれて触られる恐怖と無力感を味わったことある?自分の娘、姉妹、彼女、妻、母親がもしされたら・・・とか考えてみたことある?ないんやろな〜。

痴漢されて警察に行っても被害届はカタチだけで特に何も対策してくれなかったし、そのわりに根掘り葉掘り聞かれるし、中学生の時にネットで探偵に相談したこともあったけど何も得られなかった。大人は痴漢を真剣に捕まえようとしてくれないんだと思った。何年か前に家の近くで痴漢された時は恐怖よりも積年の怒りが勝って、カッターナイフ片手に「殺すぞ!」って叫びながら犯人を追いかけたこともあった。これが犯人のトラウマになって二度と痴漢できなくなればいいとも思って。しばらく追ったのちに逃げられたけど、その時は本当に刺してやろうかと思ってた。


レイプが無罪になる事案が続いてるみたいやけど、陰謀論も囁かれてるけど、ほんま女ナメるのもええ加減にせえよ。
法が裁いてくれないのなら、あたしがひとりずつブチ殺してやりたいくらいやわ。


なにかとずっと怒ってるなと言われたりもするけど、無意味にイラついてるわけじゃなく、ちゃんと理由があるつもりです。まあでもそれが怒りっぽいということなのかな?レイプ無罪にはかなり怒ってます。
おやすみなさい。

2019年3月5日火曜日

好きなタイプ

あたしの好きなタイプのボーカルは、

・ピン
・真正面向いて堂々と立っている
・どんなものにも屈しなさそうな全身からみなぎるパワー
・はっきりと大きな声で歌う

です。
3ピースのバンド形態も好きなので、大学の時に自分でも組んでギターボーカルやってたけど、Theピーズも好きやけど、最強にカッコいいボーカルのカタチはピンボーカルやと思う。
楽器がないし、ただそこに自分があるだけやし(マイクもあるけど)、その時の調子がぜーんぶ出ちゃうし、なんにも誤魔化せないから残酷ではあるけど、一番生々しくてゾクゾクする。
堂々と前向いてデカイ声ですごいパワーでステージから歌われたら、歌やその人がダサかろうがなんだろうが、あたしはその姿勢にちょっとグッときちゃう、かもしれん。逆に、ずっと下向いたり横向いたり後ろ向いたりしてモジモジしてるピンボーカルは「シャキッとせいやア!!スタジオ練習ちゃうぞコラァ!!」と胸ぐら掴みたくなっちゃう。
ハードコアの人でも真正面向かない人たまに居るけどあれはなんかの影響受けてるの?そういう文化?マイクにはヴォー!とデカイ声吹き込んでるけど、横とか斜め向いてちゃあ迫力も説得力も半減やし、コッチ見てくれんのやったら観る気失せる。もしそういう文化なのだとしてもあたしはイヤだ。ライブはお客さんに向かってするモンでしょう。


こうやってペラペラ話せるように、自分の好きなボーカルのタイプについては結構わかってるんやけど、自分の好きな異性のタイプが全然わかりません。聞かれた時にちゃんと答えられなくてちょくちょく困っています。
今日のバイト中、好きなタイプを思いつく限りメモ帳に書き出してみたんやけど、何個書いてもしっくりこなかった。一個一個は間違いではないねんけど、どれだけ羅列しても全体が掴めないというか、こういうのんじゃないねんな〜って感じ。
みんな自分の好きなタイプってスラスラ簡潔に言えるのかな?現(元)恋人の好きなところを上げてるだけとか?

好きなタイプではないけど、ここ数年でハッキリわかったことがあって、それは押しに弱いということ。
別に興味なかった人からでも、ダメな人からでも、グイグイ熱烈に好意を寄せられるとグラッときちゃう。ホイホイされちゃう。あたしなんかのことを想ってくれて嬉しいとすぐ感動しちゃう。ほだされちゃう。単純で寂しいバカだから。でももう少し冷静になれるようになりたい。

笑いたかったらキャッキャ笑うわ、愛してくれたらあたしも好きだわ。高田渡!
君の心がわかると容易く誓える男になぜ女は着いてゆくのだろう、そして泣くのだろう。中島みゆき!
偉大な先輩たちもこう歌ってますからね。そういうものなのかもしれない。


果たして、しっくりくる自分の好きなタイプを言えるようになる日はやって来るのだろうか。
自分で自分のことがわからないのってモヤモヤする〜ッ!!