2019年9月14日土曜日

8月12日の話

最近スーパーの生協に買い物へ行くたびに血圧を測るのがささやかな楽しみ。

低血圧の定義が最高血圧100未満、徐脈の定義が1分間の脈拍数60回未満で、あたしはいつもそのボーダーラインを行ったり来たりしている。
今日は最高血圧100きるか?脈拍60きるのか?!?!てやってるのがちょっと楽しい。
その日の結果が100未満の60未満やと、心の中で密かにパチパチ拍手してる。アホやな。






高校生の頃は起立性調節障害と診断されたりもした(起立時に急激に血圧が下がってヒドイ立ちくらみするやつ)けど、大人になるとマシになるって言われてて、ホンマにもう気にならんくなったな〜。

血圧・脈拍が高い人って寝起きも良いし、せかせかテキパキと行動してるイメージがあるんやけど、実際どうなんやろ?あたしは寝起き悪いし、なんでもノロノロだらだらしてるタイプで、血圧と脈拍に人の行動の速度って関係してるんかな?っていうのが最近の疑問。誰か教えて!



というわけで、血圧の話とはなんの脈絡もないですが、日記に書いておきたかったことの一つ、8月12日の話をします。
その日はネガポジでライブやったんです。
で、ネガポジが開場して、知らん人に「僕のこと覚えてる?」って声かけられたんです。
あたしは元々物覚え悪い上に、人の顔面を識別しづらいので、「僕のこと覚えてる?」みたいな質問は一番苦手で、そういうことわざわざ確認してくるくらいの微妙な面識の人のことは大体覚えてないんです。
なので「えっ、すみません。自分の物覚えが悪すぎてちょっとわからないです。ごめんなさい・・・」と、いつものように謝ってると、
「うーん、F子さんとかと東京のライブ観に行ったりしたんだけどな〜」
と言われ、
んん?アレ???・・・アーーーーッ!!!!
となった。
なんと、あたしが数年前まで人知れず日記を書いていた某SNSで知り合った人だった。(F子さんもそこの知り合い)
お盆休みに神奈川から京都へわざわざあたしのライブを観に、それだけのために来たらしい。
あたしはもう何年もそのSNSにはログインしてないし、そこの人とはほとんど繋がってないけど、ツイッターで調べて来たって。
すごくない?なんちゅう行動力!びっくりしすぎてメンバーや江添さんたちにも紹介した。
ちなみに6〜7年前くらい?に、前やってたバンドで東京へライブしに行った時も観に来てくれた。


あたしとその人が出会ったのは「非モテSNS」っていうふざけた名前のSNSで、「恋人ができたら即脱会」という可笑しなルールもあった。
あたしは高校2年生の時に登録した。誰もリアルの知り合いが見てないので、人に言えない家庭のディープな悩みとかを思う存分日記にぶちまけていた。吐き出すことで気持ちの整理をつけられたし、随分救われていた。誰かが読んでくれたり、たまにコメントもしてくれるけど、イイ感じに放っておいてもらえる環境が心地よかった。
当時は恋人ほしいとか言ってる場合じゃないくらい荒れていたんで「非モテ」とかどうでもよかったけど、自称非モテの人達は性格がひねくれてたり暗かったり世間から溢れていたりする人も多かったから、そのローテンションな雰囲気も自分に合っていたんやと思う。
そんで、高校の時からバンドをやってたから、そういう内容の日記も書いてて、それでかな?ブルーハーツ好きのその人がコメントをくれるようになりマイモテ(マイミク的な)になったんだったかな。

結局あたしは22、23歳くらいまで日記を書いてたような気がするけど、もうかれこれ5年は離れていて、それなのにあたしのことを覚えててくれて、ライブに来てくれて再会できたってのが胸熱すぎた。
周りの人に言えなかった修羅場の時期の日記を読んでくれてる人やから、ヘタしたらリアルの友達よりもあたしのこと、ある意味知ってくれてるのかも?
彼ももう39?40歳?だったかな。彼女はいないと言っていた。
あたしらのライブを観てくれた後、少し飲みながら喋って、ホテルへ帰っていかはりました。次の日もすぐ神奈川に帰るって。ホンマにライブだけ観に来てくれたみたい。
生きてたらこんなこともあるんやな〜って思った。ありがとう。


ネット上での人間関係もバカにできないって改めて思った。
どんなものでも、どう使うのか、どう考えるのかで毒にも薬にもなり得るってことやと思う。
あたしが逃げ場もなく相談できる人もなく荒れてた時期に拠り所にしてたのはネットやし、こうやって何年越しかに会いに来てくれて再会できることもあるのだから。

ドラマチック!

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