2021年2月8日月曜日

もやもやすること

あたしの大きな感心ごとのひとつとして、女性蔑視や男女差別問題ってのがある。
小学生の時は男友達とよく遊んでいて、3つ上の兄が居たあたしにとって、男女の扱われ方の差は幼いころから敏感に感じ続けてきたこと。

最近、世の女性たちが男女差別について声を上げるようになって、それらの勇気ある行動によって時代が変わってきている。幼き自分に教えてあげたい。
しかし、なんで声を上げることに勇気がいるのか?
それは周りの人々に「口うるさい堅物なオンナだ」などと悪いイメージで片付けられることがよくあるからです。
そんな風に思われないように黙ってる方がラクだからです。
こういう内容のことを何度か日記に書いたような気もするけど、何度でも書きます。


この前、ある人に「最初、桃鉄は田嶋陽子みたいな、歪んだフェミニストみたいなんかと思ってた」って言われたことが未だに引っかかっていて忘れられずにいる。
その後「でも、仲良くなってみると、女らしくて可愛くてギャップ萌えがすごかったわ〜」って続けて言われたんで、褒めるつもりやったんやろう。全然うれしくなかった。

あたしの言いたいことって一貫してないんか?おかしいこと言ってるんか?過剰すぎるんか?と悶々と何日も自問自答したけど、そんなこと無いと思う。
あたしは、女やからってナメんなよ!キミと同じ人間として扱えよ!って言いたいだけなんやもん。
この人は、
・あたしの指摘したことが「ナメてる」「男女差別」に当たることだと理解できない
・今まで周りにはっきり「男女差別するな」と言う人がいなかったから、意見する女が異端に見える
・時代について行けていない
ために、桃鉄が歪んだ思想をしているんだと解釈するしか無かったのではないかしら。という結論に至った。大体、歪んだフェミニストって何???って突っ込みたかったけど、空気を読んで我慢してしまいました。
すんごいモヤモヤした。


女やからってナメんなよ!=物事を「男女」にカテゴライズして決めつけるな
ってことです。
「女は〜」「男は〜」って、主語がデカすぎんねん!
世界中の男女の統計出して根拠示さんかい!
狭い世界と人脈の中で生きとる個人が言えることとすれば「自分の周りの女(男)は〜が多い気がする。体感的に」くらいやろ。
大体、傾向があるにしても、例外が存在する限り、性別で二分化して決めつけるのは暴力的ちゃいますか?
主語でかくして世の中を知った風に語るん、アホっぽいしやめた方がいいでって思う。(自分も気をつけたい)



最近話題の森さん(83歳)も
「女性がたくさん入っている理事会の会議は、時間がかかります」「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」
って、しっかり主語がデカいですね。


でも、あたしはアップデートできないおじさん(おばさん)たちにも哀れみを感じるんよね。
自分が83歳になった時、果たして世間の波について行けているのか?と考えると、なかなか難しいような気もした。自信ないかも。
アップデートし続けるって、頭も心もつかうことやから、意識し続けないと、あッ!という間に時代遅れになってしまう。
まあ、これは単なる流行の話ではなく、人の気持ちを考え想像できるかどうかってことが本質なんやけどね。

森さんは偉い立場の人やから、周りに注意してくれる人もいなさそうやし、時代遅れおじさんに拍車が掛かっていそう。
こういう森さん的な人って、どこにでもいる。(鈴木紗理奈もそう言ってて深く頷いた)
誰にも注意してもらえないまま、考えを改められないまま中年〜高年になってしまうなんて哀れやし、恥ずかしくてカワイソー。。
皮肉まじりにそう思う。

自分はなるだけ柔軟にアップデートし続けて中年を迎えたいし、時代遅れになって人を傷つけるような場面になった時、若い子に注意してもらえるようなオバサンでありたいです。



これってフェミニズムの話でもあるけど、「フェミニスト」「フェミニズム」って、あたしはごく最近知った言葉なんです。自分がそうであるとも思ってません。共感できることは多いけど、まずフェミニズムがなんなのかよくわかってないので。
でも、どんな思想なのか気になって、詳しく勉強したくなったので数年前に分厚い本を買いました。
結局内容が難しくって、全然読めてません。つんどく。

ただ、「男女同権」「性差別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現」ってスンバラシイ理想だと思うし、フェミニズムが疎まれる理由がよくわからん。

受け取り手の心の問題なのでは?と思ってしまう。

もしこれが正しく実現されたら、女性だけでなく、男性も、LGBTQの人たちも、みんなが生きやすくなるようなことなのにな〜。


みなさんはどう思います?



おわり。

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